夢の続き~天国へのloveletter~(実話)

『麗奈♪ただいま〜』


『おかえり〜♪チュッ』


『麗奈は元気いいなぁ〜いい子にしてたかぁ?』


卓也のバイクの音が聞こえたら真っ先に玄関に行って扉が開いた瞬間卓也に飛び付く…


これがあたしと卓也の日課だった


卓也が帰ってきてから、あたし達だけで食事して片付けが終わるまで卓也はリビングでいつも待っててくれた


一緒にお風呂入って


髪の毛を乾かし合いながら


今日の出来事を話していた



『でね!里沙達も弘樹さんの家で同棲するんだって』


『はぁ?マジで?俺らの真似したなぁ』


卓也は弘樹さんと一緒の会社を辞めて、お父さんの会社に入ったので弘樹さんと話す事は減っていた


『俺達も負けちゃならんな〜』


『そんな事よりお弁当に入ってたトマト残したでしょ〜!アンパンチ覚悟の上なんだよね?』


『ち…ちがうんだ…落ちたの!麗奈姫許して』


『こぉ〜らぁ〜!!』


こうやっていつもベットの上でプロレスごっこしたり、コチョコチョコし合ったりしてたね


騒いでばっかりだったからお兄さん達に静かにしろって怒られた事もあったね


あたし達は毎日毎日が幸
せだった


あのお猿さんの時計みたいに、いつも 一緒だった