夢の続き~天国へのloveletter~(実話)

『麗奈〜金魚救いしようよ〜♪』


『ハイハイ』


里沙と夢中になってはしゃいだ


大好きな綿菓子を食べながら 金魚すくいしたり
射的ゲームしたりオメン買ったり


小さな街ならでわの光景が大好きだった



昔の友達にも沢山会えた

真面目だった子がヤンキーになってたり

子供がいたりと

みんな変わっていくんだな…



『え〜!!麗奈まさか金魚一匹??かわいそ〜(笑)』


『…るさいなぁ〜!あの網がインチキだったんだよ!あのジジィめ〜』



二人でベンチに座り小さな袋に入れられた金魚を眺めていた



〜♪

里沙の携帯がなった


もちろん弘樹さんからだった


『綿菓子屋さんの近くにピンクと黒の浴衣着た美人がいるから早く来てね〜♪』



電話で弘樹さんと喋る里沙は嬉しそうだった




卓也君も来るのかな…



『そういえば弘樹さんとまともに顔合わせるの初めてだよね?ナンパされた時ウザクて喋らなかったから』



『そうだね。ちゃんと紹介するね!ねぇ卓也君も来るといいね』



『…えっ…!うっ…うん』


あぁびっくりした


いきなり里沙の言葉に心臓が止まりそうだった




卓也君が本当にロン毛の金髪やめてきたらどうしよう


笑っちゃうよね…