夢の続き~天国へのloveletter~(実話)

『ねぇ〜麗奈夏祭り行こうよ!去年買った浴衣着てさぁ〜!』


あたし達は相変わらず夜中のファミレスにいた


『彼氏がいるじゃん!二人で行けばいいでしょ』


『だって去年の夏祭りの時…また二人で来年も行こうねって約束したじゃん』


確かに去年の夏祭り彼氏のいない、あたし達は花火を見ながら約束した


でも今年は別。


何故なら里沙には一緒に行く相手いるんだから



『あの時は里沙も私も彼氏居なかったでしょ?今年は里沙は弘樹さんがいるやん!』


『弘樹友達とか後輩も連れて行くって言ってたしつまんないもん』



いじけている里沙に負けて一緒に行くことを約束した





あの日


夏祭りに行かなかったら



卓也に会えなかったんだろうね



卓也はどぉ−んって大きな音をあげて最後の一発を飾る花火が大好きって言ってたよね…



その花火


いまは


1番近いところから見れて羨ましいな


でも…


卓也ともう一度花火見たかったなぁ



卓也の隣で……