『よっ!まさか俺探してた?雑誌逆さまですけど〜(笑)』


仕事帰りいつものコンビニで、あの金髪の男を待っている自分がいた


『な…なによ…あんた居たの?』


麗奈は待っていた自分を必死に隠し平然と言った

『へぇ〜あんた逆さに雑誌読むんだ(笑)器用だな』


『ち…違います!ただ…た…』


『ただ何?俺を待ってたんだろ?素直になれよ!』


『あんたねぇ!!!!』


思わず大声を出してしまい周りの客の視線が麗奈に集中した



『も〜恥かいちゃったじゃない!』


麗奈達はコンビニを出て駐車場にいた


『あんたが素直じゃないからだよ!俺はあんたに会いたかったからさ』


『はぁ???この間知り合ったばかりなのに、軽い男は大嫌い!あんた風船だね!フワフワし過ぎ!』



『……』


男は黙ってしまった