ーーカン…カン… 階段を上るのも…かなりしんどい… ーーガチャ…… ーーん… ーー開いてる……真琴 そう思いながら…ゆっくりとドアを開けると…真琴が朝食を作っていた。 「マア…お帰り…どうしたのこんな時間まで」 そう言って振り向いた顔は…姫芽ではなく…いつもの明るい真琴だった。