ーーそして…アタシ…一人ぼっちになった… 「マコちゃん」 「真琴ーーーっ止めろー」 「ダメだ今入ったら君も助からないぞ。」 「お父さんとお母さん、助けないと助けて下さいお願いしますお願いしますお父さんとお母さん…」 「真琴…」 ーーマアに抱きしめられてなかったら…アタシ…どうかなったかも知れないよ… 「マア兄…」 「ん何」 「アタシをマア兄の家族にしてくれる」 「ああ」 「飲めよ。寒いだろ。温ったかくなるから。」