【短編】MILKY.

「教えて貰えませんか？!」



そう言った俺に対し､沢末さんは黙ってしまった。


「沢末さん？」





「ちょっと､そこで待ってて貰える？」


沢末さんは､真剣な顔をして編集部の奥の方へと行ってしまった。

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