俺は、こんな子に出会ったのは初めてかもしれない…

俺を芸能人扱いではなくて、一人の人間として扱ってくれる。




「引っ張りダコか…そうなれば良いけどな^^」



俺は、ハハッと喜美に笑いかけた。




喜美もハハッと笑って、それからドンドン俺達の会話は弾んでいった。



時間はあっと言う間に過ぎ去り、辺りは夕日に包まれていた。




帰り間際に、喜美は"バイバイ"と手を振ってくれた。


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