白いニット帽をかぶり、ベッドの上に座っている女の子と、その横に居る母親だった。 俺は、何も言えなくて… ただただ、沢末さんの後ろをついて行く事しか出来なかった。 すると、沢末さんが… 「歩君、この子があれを送ってくれた子だよ。」 と、説明してくれた。 .