★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★




すると、後ろの席から私の背中をつつく人。



そんなの1人に決まってる。



私は振り返った。



「珍しく遅刻ギリギリできたと思ったら…いいじゃん、今の♪えみ最高♪」



ピースしながら、嬉しそうに笑う鈴。



「なんか自分でもスッキリしちゃった」



おどけてペロッと舌をだした。



それから、授業が始まっても私と鈴は、
コソコソと話してた。



昨日のケンカなんてなかったかのように…いつもと変わらない私達。



時々、目が腫れた2人は顔を見合わせて笑った。



さすがに先生に注意されたけど。



よかった…鈴と仲直りできて。