「高原さん、そーゆう事ゆってると女の子みんな惚れちゃいますよ!」



今の私のせいいっぱいの照れ隠し。



だって、ひまわりが似合ってるなんて、そんな嬉しい事、生まれて初めて言われたんだもん。



きっと、今私の顔真っ赤。



それなのに、正直な高原さんは…



「俺モテないよ。だって、恋人はスイーツだし!それに今日のえみチャン、女の子っぽくて、ひまわりの妖精みたいだよ!」


「!!」


「あ、今日っていうか…いつも女の子っぽいか。ははっ。」



もう…高原さん。



それ以上、何もいわないで下さい。



私…キュン死にしそうです…。



てか!こんなデブい妖精いたら、おとぎ話なんか台無しですってば!!



高原さん、究極のお世辞ですよそれ。