★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★



温室ハウスの中には、たくさんの花達が咲き誇ってた。



その中でも、色とりどりのパンジー。



高原さんはそのパンジーを選んでた。



その間、私はひまわり畑のなかを歩いた。


私よりも少し背が高いひまわり達。



みんな伸び伸びと元気に咲いてる。



そのひまわり達の隙間から、空を見上げた。


雲一つない、すがすがしい青空。



太陽がさんさんと眩しい日差しを浴びせている。



それに負けじと、ひまわり達もさんさんと咲き誇ってる。



そんな中で、私は今日を振り返った。



振り返っても全て、高原さんの笑顔だった。



そりゃ、街を歩いてたりすると周りの視線が気になったりした。



だって、こんなブタみたいな女と、超がつくイケメンな高原さんが一緒に歩いてたら、誰だって好奇な目でみるよ。



だけど、高原さんは全然気にしてなくて普通な笑顔で私に接してくれた。



だから、私も笑顔でいられた。



高原さんの笑顔で元気になって、


高原さんの笑顔でときめいて、


高原さんの笑顔で私はもっと、



高原さんを好きになった。