「もぅ!デートなわけないじゃんおじいさんっ!」



慌てて否定する。ちょっと嬉しかったけど…////。


恥ずかしそうにする私に、「本当かの~?」とか「男前じゃないかい」なんて冷やかしてくる2人。



そんなところへ、



「こんにちは。」



爽やかな笑顔で挨拶する高原さん。


高原さんの笑顔は、
誰にでも好かれる笑顔。



「あらあら、えみチャンのボーイフレンドかい?」



ちょっとおばあさんっ!



「ははっ!そんな。えみチャンは俺にはもったいないですよ!」



!!!!



ヤバい。私今…とてつもなくときめいてます!いや、失神しそうなくらい嬉しいんですけど!!



てか、高原さんにはじゃなくて、私なんかに高原さんはもったいないですって!



「た、高原さん。」


「ははっ。ごめん②。えみチャンにも選ぶ権利あるしな!」



いやいや、そうじゃなくて…。



ああーーー!もう私どうなってもいいです!!



嬉しすぎます!!