「よし、えみチャン行こっか。」
高原さんがやっと会計から帰ってきた。
それまたキュンキュンするような笑顔を振りまきながら…
もちろん私は真っ赤になるわけで…。
「どうした?なんか顔赤いけど?」
「な、なんでもないですっっ。」
「くくくっっ♪」
私と高原さんのやりとりを見てるゆらさんはニヤニヤ笑ってる。
恥ずかしい…。
「じゃあな、ゆら。また来るわ。」
「はいはい。今度来るときもえみチャン、連れてきなさいよ!」
そう言って高原さんの肩をバシッと叩いたゆらさん…。
その肩をさすりながら、
「えみチャンが来たいって言ったらな。」
高原さんは私を見た。
もちろん私は即答で!
「来たいです!」
こう答えたのはいいけど…高原さん迷惑に思ったかな…??
「そっか。じゃ、また来よう。」
やった♪
またゆらさんの美味しい料理が食べられる♪
それも嬉しいけど、高原さんと約束ができた事が嬉しい♪♪
それから、お店をでて車に乗った。


