あんな馬鹿兄貴をここまで、一途に好きでいてくれる鈴に…思わず涙が溢れてしまった。
もうそりゃあ、号泣ですわ。
鼻水、涙で私のブサイクな顔はいっそうヤバい事に…。
すると、私の部屋があまりに騒がしいのに気づいたのか…
―――ガチャッ
「な~に騒いでんだ、お前ら。」
何故か上半身裸で、スウェットの下しか履いてないお兄ちゃんが入ってきた。
な、何故に裸!?
慌てて隣りを見ると、時すでに遅し…
湯気が出そうなくらい真っ赤っかの鈴。
「ちょっと、何か着ろよ馬鹿兄貴!」
「はぁ何言ってるんだ?いつもの事だろ?」
そ、そうだけど…今は鈴がいるだろ!
あんたを健気に好いてる可愛い乙女が!
そんな私を無視するかのように、お兄ちゃんはドアを閉め、平然と私のベットに寝転んだ。
おい、こらぁ~~~~。
人の話を聞きなさ~い!!


