クラスじゃないとしたら… ま、まさか…!!?? 「た、拓さんとか?」 違うよね…まさかね。 これであたってたら、私拓さんに盛大なる拍手を贈るよ。 「・・・・」 黙りこんで、ちょっと赤くなった鈴。 え… まぢすか?ウソでしょ? 「ウッソー!!拓さんだったの!?今まで拓さんをそんな目で見てたの!?」 完全に暴走してしまった私は、照れて可愛くなってる鈴に詰め寄った。 だって、あの拓さんだよ? あのいつも頭にタオル巻いて、暑苦しい男の拓さんだよ!? 私は一気に、何ともいえない離脱感を感じた。