ポカーンとなってる私をそっちのけで、生ビールを運んできたゆらさんも加わって、3人で盛り上がってる。
「美沙さん、いつこっちに帰ってきたんすか?」
「ついこないだね。それより、誠二クン見ないうちに一段とイイ男になったわねぇ。狙っちゃおっかな?」
「あ~出た。美沙ネェの究極の面食い」
「やめてくれ、美沙さんなんか恐くて…」
「あ~ひどい!」
あの~そろそろ私に気づいて下さいよ~皆さ~ん?
「この前大吾に会いにいったらさぁ~…相変わらずボケッとして…ってあら?」
高原さんの話を始めた直後…私に気づいた美沙さん。
はぁ~~~どうしよ!!
何て言えばいいの?
てか、高原さんの彼女だよ?
今すごい泣きたいんだけど…


