高原さんと私は同時にそちらを向いた。 そこには、オレンジ色のTシャツに白いマキシスカートを綺麗に着こなした女性… それもかなりの美人。 私はあまりの綺麗さに、その美人さんに釘付け。 するとその美人さんは、 「やっほぉ、大吾。来ちゃった♪」 高原さんに人懐っこい笑顔でそう言った。 高原さんは… 「久しぶりだな美沙。」 親しみのある笑顔でそう返す高原さん。 え、え。 何かすごくいい感じの雰囲気をかもし出してるんだけど…このお二人…。 ま、まさか… 彼女っ!!??―――…