★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★




ヤバいです。鼻血出そうです。



その、言ってごらん?攻撃…。



なんて甘い台詞なんですかぁ…。



それじゃあ、何でも話しちゃいそうですよ…。



「その…アクセントが欲しいんです。」


「アクセント?」


「はい。なんて言うか…口当たりが良すぎるというか…」


「うん。」


「これは私がいいなって思っただけなんですけど…その…オレンジの粒々感があったらなぁって…」


「オレンジの粒の食感をアクセントにかぁ~…」


「何かすいません、でしゃばっ…」



とっさに謝ろうとすると、高原さんが私の両肩に手を置いた。



そして高原さんのお顔が…し、至近距離に…。



「た、たた、高原さん!?」


「えみチャン!」


「は、はい!」


「いいな、それ!」


「へ?」


「それだよ、俺が求めてた女の子の意見って!」



そう言って、顔が近いまま高原さんはめちゃくちゃキュンキュン笑顔で笑った。