「よかった。」 「すごく嬉しいです。…私、やっぱりダイエットなんか止めました。」 「ホント?」 「はい。慣れないことはしない方がいいです。」 「そっか。」 ちょっと安心したような高原さんの表情が、ちょっと気になった。 すると、高原さんはベジタルトを頬張る私をみて… 「えみチャンにダイエットなんて必要ないよ。」 「え…私こんな…」 「そのままでいいと思うよ?俺は。」 「た、高原さん。」 そんな…そんな優しい表情で私を見ないでください。溶けちゃいそうです。