隣のお家の雅也君

『俺、隣に住んでる
　木村　雅也。』

ん…？あー、なんか
お母さんが言ってたかも。

隣に2個上の男の子が
住んでるって～

にしても…


「どーも。
　佐藤　真由です。」


『小学5年生だっけ？』


「あ、はい。」


『敬語じゃなくていいよ。
　そうなんだ～。
　なんて呼べばいい？』


「あ、うん。真由で
　全然いーよ!
　うち雅也君って呼ぶ！」


『呼び捨てでいーのに』


「だめ！私のﾌﾟﾗｲﾄﾞ！」


『何のﾌﾟﾗｲﾄﾞだし～(笑)』


「いいじゃんー…」


『メアド交換しない？』


「あー、いいよ！」