「焔、下界では水に気をつけるのだぞ。水はお前の力を奪う。決して触れてはならないぞ。」 神鳴は彼女に言った。 噛んで含めるような彼の言葉に、焔は深く頷いた。 「それでは、これより天降る。焔よ…鬼としての務めを立派に果たして来い。」 神鳴の言葉に応える様に、足元の雲がムクリムクリと盛り上がる。 やがてそれは、大きな雷雲となり二人を乗せ天空へと舞い上がった。