運命と奇跡の絆


   シャッ



翼が振り回したカッターナイフが私の腕を軽く切った。



柚「翼……もうこれ以上罪を重ねないで…?」



翼「うぁ……あーーーーー!!」



そして翼はカッターナイフを地面に落とし、その場にしゃがみこんだ。
そしてそこに翼の叫び声を聞いた先生たちが集まってきた。
その中には俊もいた。



担任「笹森くん?!それに…柿園さん?!なにがあったの?!」



柚「先生…早く翼を警察に連れていって下さい…。」



担任「ど、どうして?」



柚「翼が麻薬を………。だから…早く…。」



担任「え?!…わかったわ。笹森くん、行くわよ?」