運命と奇跡の絆


翼[先生!!桜は…!]


先生[今はドクターが最善の治療をしてくれたから大丈夫。だが、もってあと1ヶ月くらいだろう…。]


俺はその言葉を聞いて絶望した。
桜と一緒にいられるのもあと1ヶ月しかないのか…!!
そう思った。
それから俺は学校を休んで桜のそばで身の回りの世話をすることにした。
こうゆうのは本当は親がやるんだろうけど、桜の家は父子家庭で親父さんは仕事で海外に行ってて来れない。
だから、代わりに俺が世話をしている。
代わりにって言っても俺が桜と一緒にいたいから勝手にそうしているだけ。
──────それから2週間後。
桜の様子が急変した。
先生が言うには、今日あたりが山らしい…。