<翼side>
翼「長くなるけど…話すぞ?」
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俺にはとても大切な彼女がいたんだ。
名前は桜。
桜はもともと体が弱かったからずっと入退院の繰り返しだった。
たまに学校に来ても授業は追いつかないし、友達が出来てもまた入院って感じだった。
そしてある日、定期テストをしている最中に桜が入院している病院から連絡が入った。
桜が危篤状態だと…。
俺はすぐに教室を出た。
テストなんかどうでもいい。
とにかく桜が入院している病院へ急いで行った。
そして病院につき、桜の病室に入った。
そして俺の目にはとても気持ち良さそうに眠っている桜が映った。

