葬儀屋少女

「おーい、アンタ」

美しい碧の瞳。
その持ち主の青年は漆黒の少女へ駆け寄った。

「なにを怒ってんだよ?」

「…」

「あ、嫉妬?」

「…」

まずい。
瞬間的に青年はそう感じた。

「どうしたんだよ?」

「…」

次の瞬間、少女は姿を暗ませた。
まるで、陽が少女を掻き消すかの様に、消えた。

青年は、立ち尽くす。

「マジで…キレちゃった?」

太陽は、青年を照らしていた。