葬儀屋少女

嘘でしょう?

いきなり駆け出したから…
感じ悪いって思われたかもって屋敷に戻ってみたら…。

青年は見知らぬ少女と共に。

美しい少女。

それはもう、憎たらしいぐらいに美しかった。

「…ただいま。」

玄関をあけると、まず罵声が飛んでくる。

「帰ってこなくていいのに!」

「…。」

声が聞こえるリビングへと私は向かう。

「こっちへこないで!」

憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!

みんな、消えればいい!

「な、なによ…」

「煩い!黙れ!」

私は近くの花瓶を掴むと思いっきり、母親の頭に振り下ろした。

動かなくなる母親。

やった!
やってやったわ!

「気持ちいい…」

人を殺すのが、こんなにも心地よいものだったなんてね!

私は台所に行き、包丁を手に取った。