「灯夜!」

「遅かったな、瑞樹。」

彼は近藤 灯夜。
まぁ、瑞樹の彼氏っちゃ、彼氏なんだけど…。

「オラ、行くぞ。」

大丈夫…。
何回も確認したし、練習だってした。

「あの…!ちょっと、いいかな?あそこ…入りたい。」

瑞樹が指差したのはラブホ。

「お前からんなこと言うなんてな」

まんまと灯夜は中に入っていった。
瑞樹もそれに続く。