だけど。 最後のHRを終えて 沢山の生徒に囲まれ続けた俺。 もちろんそれは幸せなことだったし もうこの場所で会うことはないんだと思うと ついつい話しが長くなっていた。 写真やら寄せ書きやらしているうちに 気がつけば1時を過ぎていて ふっと、彼女の机を見ると そこには空っぽになった机が ぽつんとあるだけだった。