「…レオ」

少年は気に入ったみたいで…瞳をキラキラさせていた。






「よろしくお願いします。真穂子さん」


「こちらこそよろしく。レオ」





彼と出会ったのは


偶然か…必然か…






風のように現れた
空っぽの少年は

風のようにトラブルを

運んでくるのでありました…。



それはまた別のお話で…。





空っぽの少年
END