生意気な年下くんーmy lover boyー

「俺は語学の勉強も大事だし


でも、空も大事。
どっちかなんて、選べなかった

だから、俺から空に別れを告げれば
きっと、いい思い出で終われるっておもった。

あの日から、空のことは
考えないようにしていた

だから、気を紛らわすために
違う女の子と話してみたりもした


そのとき、空に見られたんだとおもう」



そうだんたんだ

あの時、あたしを顔を悲しげに見たのは

そういう理由があったんだ

でもね?

やっぱり、心配なんだよ

あたしは。ううん

女の子はいっつも心配しているの

大切な人がどこか遠くに行かないか

いつも、安心と心配の間にいるんだよ?