生意気な年下くんーmy lover boyー

それに.....


俺は今でも、これから先もずっと


空だけです

だから、先輩には譲れません」


急に時が動きだした

まるで今まで歯車に小石が詰まっていたのが
取れたみたいに....



「お前の本当の答えはそれか?」



知らぬ間に進められてゆく会話

だから、あたしの立場って.....?



「はい、空が答えです。,


俺、最初から空以外に大切なものって
なかったんす…

なんか、夢に夢を見ていたみたいでした」


これは信じていいの?
あたしは自分の頬を引っ張り
夢じゃないかと確かめる


どうやら夢じゃないようだ...