「先輩今の状況分かってんの?」


「え…」

ハルヒ君は余裕の笑みを浮かべると、ゆっくりアタシに近付いてきた



「…ッ」


嫌な予感がしてアタシは後退りする









しかし
アッサリ壁とハルヒ君に挟まれてしまった


「もう、逃げないの?」


(じゃぁ逃げさしてよッ!!)

心の中でつっこむとアタシは負けじとハルヒ君を睨む





「先輩…」


「……?」









「その顔すっげー
ソソるよ…」


「ッ!?」


ほぼハルヒ君の言葉と同時に唇に熱を感じとった



それは初めての感覚…