「あのクソ後輩め・・・!!!」 それは昼の出来事。 『先輩ー♪』 『あ? シフトなら変わらねぇぞ。』 一つ下の後輩の智哉(トモヤ)は、ギクッとするが、『いやだな~違いますよ~』と、苦笑いをした。 『今日、バレンタインっすね♪』 『そうだなー』 『先輩・・・』 『彼女ならいねーぞ?』 智哉は、何で分かるんだ、とでも言いたそうな顔をした。