俺は、少し静かになったこの場で、言おうと思った。 "貴女の事、好きになりました" って。 少しばかり、沈黙が続く。 「あ・・・あの!」 結構冷える、夜の川沿い。 風になびく髪を耳へかける恋奈さんは、いつも以上に、大人っぽかった。 「ん?」 恋奈さんが俺を見る。 「俺、恋奈さんが―・・・」 「おい! 恋奈!!!」 俺が発した言葉に、重なった言葉。