「さっきの話の続きなんすけど・・・―」 ‐♪‐♪ 「「いらっしゃいませー」」 智哉の声と、客が来たと知らせる音楽が重なる。 「こんばんは・・・。」 「れ・・・恋奈さん!?」 自動ドアの前に立っていたのは、紛れもなく、恋奈さんだった。 「せーんぱいっ♪」 後でおごってくださいねと、智哉は笑い、俺と恋奈さんに、 「ありがとうございましたー」 そう言った。