「あ、えっと・・・神崎 龍・・・です。」 そう言って、俺は自己紹介をした。名前だけ。 「龍君・・・ね。私高3なの。また、龍君が居る時に来ますね。」 恋奈さんはそう言って、少しだけ頭を下げた。 「あ・・・、ありがとうございました!!!!」 恋奈さんは、優しく微笑み、手を振ってくれた。 「熱い・・・・・・。」 色々な意味で、俺はなんか、熱かった。