目の前にいたのは
春山 桜だった。

「え?!なななな、なんでしゅか?!」

緊張のしすぎで『す』が『しゅ』になってしまった。

「そこの男の子が…さっき殴られてたの見ちゃったから…
大丈夫かなぁ??って思って…」


・。優しい~…(●´ω`●)。・

ってなにほわ~んとした感じになってんだよ!!

ダメだって俺っ!!
こんなときに胸キュンなんて!!


「今友達が保険医連れてくるらしいから大丈夫だよ」

爽やかスマイルで言った。

「そっかぁ!よかった~!!それじゃ…私もうもどるね!!」

そう言って春山 桜は部屋へと戻った。