「でも本当にこの学園ってスゴイよな!!
どんでけ金持ちなんだろ?銀、なんかじいちゃんから聞いた事ある?年収がどったらこったらとか!」
圭介が言った。
「じいちゃん金のことなんも言わねぇもん。」
「マジか~…絶対収入はヤバイくらいあるよな!」
「お前何収入のこと語ってんだよ」
リュウの鋭いツッコミ。
「だって気になんだもん!」
そんなこんなで話しをしてたら、地下デパに行く時間がなくなってしまった。
「あ~もう食堂に行かなきゃなんねぇじゃん」
圭介はガックリしなら言った。
「ま、しかたねぇだろ!食堂行こうぜ!」
俺が立ちあがった時、
「た、だい…ま…」
博多が帰ってきた。
「お~!お帰り!って、どーしたんだよそのケガ!」
圭介は真っ先に博多のほうへと向かって、そう叫んだ。
ケガ?
俺とリュウは顔を見合わせ圭介の後を追った。
