私はとくに返事をすることもなく家に帰ってきた。





「ただいま。」



…返事がないな。お母さん、買い物にいったのかな。



私は階段をのぼり自分の部屋に向かった。













さっきのメールを見た。




本当に誰だろう。私は好奇心でメールを返してみることにしたんだ。











『はじめまして。』




ただ一言、送られてきた文と同じように。























この時から私はおかしかったんだ。だって…いつもの私なら迷惑メールは消去して興味を持つことなんてなかったんだから。