その日から
私は翔太を避けるようになった


朝も一人で登校して帰りも一人で帰った


翔太がいなくても平気だと思っていた


クリスマスまであと3日の日の放課後…
私が帰ろうとして靴箱に寄った時…

(なんで…?)

私は足を止めた

そこには腕を組み冷たい眼差しで私を見ている翔太の姿

「…何してんの?」

私は恐る恐る翔太に尋ねる

「何で最近避けてんの?」

「……」

「光…答えろよ」

翔太の声に怒りが感じられた

「私は…
私は…翔太の何?」

翔太は私をまっすぐ見てる

「恋人…?
…幼馴染み?」


私の目からはぽろぽろと大粒の涙が流れた