「怒っちゃったよ…慎兄…、」 独り言のように呟く私…、 「僕より…慎兄の方がいいの?」 私の声が聞こえてしまったらしく… 侑季が私に言ってきた… 「別に…そんな訳じゃ…;;」 「そぅ?ならいいケド…、」 そう言って手をブンブン振る… 侑季…、 「うわぁ!!ちょっ…侑季!!」 「ぇへへ♪」 そう言ってまだ…手を振ってくる… 「奈々魅…慎兄なら怒ってないと思うから…大丈夫だよ♪」 私を安心させる為か… 言って来てくれた…聡太… 「そうだと…いいケドね…」