それから真樹の 痛い視線を感じながら 学校生活を終えた 「美由♪ 一緒に帰ろぉぜ!」 「うん!いいよ♪ でもちょっと トイレ行ってもいい?」 「全然OK! 待ってる!」 「ごめんね!」 急いで教室を出た 「……ウン …イテヨ!」 階段の横を 通った時 どこからか声が 聞こえた 「ん? 誰かいるの?」 私はそう問い掛けた でも相手は 気付いて いないらしい もっと 近付いてみる