いくら南国だとは言え、冷房の効いた部屋に冷たい飲み物ばかりだと、体を冷やしてしまう
“10代でも、冷えは大敵”
ママの言葉を思い出したココは、暖かい紅茶に手を伸ばす
少しの蜂蜜を入れたカップに紅茶を注いでいると・・
ドンッ!!
「熱ッ!!!」
誰かがぶつかってきて、熱い紅茶がココの左手の甲に掛かってしまった
「ごめんなさい!! 大丈夫?」
その声にココが顔をあげると、あの女性スタッフ
「え?はい・・」
「本当にごめんなさい・・・」
「え? あの本当に大丈夫ですから・・」
と言いつつもココの手はヒリヒリと痛い
やけどはすぐに冷やさないと痕になってしまうので、ココは冷やしに行きたかったが、女性が心配そうにココの手を握っているのでなかなか離れることが出来なかった
「何をしているんだよ!! 」
そこへ血相を変えた北斗が走ってきて、飲料用に用意されていた氷の中へココの手を突っ込んだ
「何を考えているんだ!! やけどしたらすぐに冷やさなきゃダメだろうが!!」
北斗の突き刺さるような言い方にココは思わず縮こまる
「それでも、プロか!!」
北斗の次の発言にココは驚いて顔を上げる
北斗が最初から怒鳴っていた相手は自分じゃなくて女性スタッフだったのだ
そう・・ 自分はゲストであって、北斗の撮影チームの一員なわけもない
プロではないのだ
“10代でも、冷えは大敵”
ママの言葉を思い出したココは、暖かい紅茶に手を伸ばす
少しの蜂蜜を入れたカップに紅茶を注いでいると・・
ドンッ!!
「熱ッ!!!」
誰かがぶつかってきて、熱い紅茶がココの左手の甲に掛かってしまった
「ごめんなさい!! 大丈夫?」
その声にココが顔をあげると、あの女性スタッフ
「え?はい・・」
「本当にごめんなさい・・・」
「え? あの本当に大丈夫ですから・・」
と言いつつもココの手はヒリヒリと痛い
やけどはすぐに冷やさないと痕になってしまうので、ココは冷やしに行きたかったが、女性が心配そうにココの手を握っているのでなかなか離れることが出来なかった
「何をしているんだよ!! 」
そこへ血相を変えた北斗が走ってきて、飲料用に用意されていた氷の中へココの手を突っ込んだ
「何を考えているんだ!! やけどしたらすぐに冷やさなきゃダメだろうが!!」
北斗の突き刺さるような言い方にココは思わず縮こまる
「それでも、プロか!!」
北斗の次の発言にココは驚いて顔を上げる
北斗が最初から怒鳴っていた相手は自分じゃなくて女性スタッフだったのだ
そう・・ 自分はゲストであって、北斗の撮影チームの一員なわけもない
プロではないのだ


