ココを楽しませつつも、挨拶をしたり、なにやら難しい話をしているブライアンは、親の求める自分になれるのか・・自信が持てないでいたのだ

そこまでココは気がついてはいなかったが、自然と出た言葉にブライアンはフッと心が軽くなる事に気付いたのだった

ベネチアを意識し、ホテル内に運河まであるホテルにチェックインした

「ホテルの中に川が流れてるし・・・」

あっけにとられているココ

「ここ(ラスベガス)のホテルはどこもこんな感じだよ ホテルの中に観覧車があったりね もちろんカジノもあるから、後で行って見る?」

「やり方わかんないけど?」

「大丈夫・・ ボタンを押せばいいだけのもあるしね」

ホテルの中にカジノや色んな施設があるので、宿泊客意外も沢山いるため、宿泊者専用エレベーターの前では身分チェックがあるのだが、ブライアンはホテルマンに片手をあげ、ホテルマンも会釈をしただけでそこを通過する

「彼らがいないときには、このカードを通せばいいから・・・でも、ココがひとりで出歩くことはないかな・・」

とブライアンは持っていたカードをエレベーターに差し込む

すると、新しく現れたボタン

「僕等の部屋はこっちだからね」

そうしてエレベーターは上へと昇っていったのだった