「あ~そういうんじゃないし・・ なんかボランティアらしいし」

さっきはショックだったが、実際口に出してしまうと、あんまり傷ついていない事に気がついたココ

「「「「はぁぁぁぁ!!!」」」」

4人は一斉に叫んだ

「ちょっと!!何ソレ!!」

とマキは手に持っていたグラスをドンッとテーブルにたたきつけた

「どいつだよ! おい! 表の様子をスクリーンに出せ!!」

とケーゴは立ち上がり、店の外の様子をスクリーンに映し出すように言い立ち上がった

ジョーとレンに関しては、既にエレベーターに向って歩いていた

「ちょ、ちょっと! 何興奮してんの? みんな落ち着いて?」

とココはエレベーター前にいる兄弟をソファに連行する

「落ち着いてって無理よ・・・」

とマキ

「・・ココと関わるのがボランティアって何様なんだよ!?」

とケーゴ

「別に、私、その人を好きだとかじゃないよ? 確かに、ショックだったけど、こうして口に出して平気なわけだし・・ね?」

ココは必死で4人の顔を見渡し、微笑んだ

「はぁ~ ココがそういうなら・・」

というレンの言葉で、4人はソファにもたれかかった

ココは4人の興奮が納まり、ため息をついた