背の低いジュジュは必然的に診察台から足をプラプラとする形になり、丸椅子に掛けていたココの足に偶然ヒットした
「あっ、ごめんね」
軽く当たっただけだったのだが、ジュジュは顔をゆがめるココを見てその瞳が鋭くなった
「ココちゃん? ちょっとごめんね」
ぴょんっと診察台から飛び降りたジュジュは、躊躇無くココの靴下を下げる
そして現れた足をみてさらに顔をゆがめるのだった
「コレ・・ 相当やられたんじゃないの?」
さっきまでの笑顔がスッと消えたココは俯いている
「・・・・・」
「すっごい青くなってるよ?」
さっき囲まれた際にどれほどの力で蹴られたかを想像するとジュジュは怒りさえも覚えた
「とりあえずは湿布を張っておくね?」
ジュジュは何にも言わないココを横目で見ながら、慣れた手つきで湿布を取り出した
「私、保健室、くわしいのよ?」
と言うジュジュに首をかしげたココ
「さっきいたでしょ? 神戸聖紫朗・・ あの人がボクシングしてるの聞いた?」
ジュジュの言葉に頷くココ
「高校チャンピオンなんだよ? 1年の時から2年連続・・ うちのボクシング部、それまで無名だったのに、ここ2年はインハイの常連みたいになってんの そんなんと一緒にいるから必然的にこういうの慣れてるんだよ」
とジュジュは本当に慣れた手つきでココの足に湿布をはり、ずれないようにその上からも処置をしていく
「あっ、ごめんね」
軽く当たっただけだったのだが、ジュジュは顔をゆがめるココを見てその瞳が鋭くなった
「ココちゃん? ちょっとごめんね」
ぴょんっと診察台から飛び降りたジュジュは、躊躇無くココの靴下を下げる
そして現れた足をみてさらに顔をゆがめるのだった
「コレ・・ 相当やられたんじゃないの?」
さっきまでの笑顔がスッと消えたココは俯いている
「・・・・・」
「すっごい青くなってるよ?」
さっき囲まれた際にどれほどの力で蹴られたかを想像するとジュジュは怒りさえも覚えた
「とりあえずは湿布を張っておくね?」
ジュジュは何にも言わないココを横目で見ながら、慣れた手つきで湿布を取り出した
「私、保健室、くわしいのよ?」
と言うジュジュに首をかしげたココ
「さっきいたでしょ? 神戸聖紫朗・・ あの人がボクシングしてるの聞いた?」
ジュジュの言葉に頷くココ
「高校チャンピオンなんだよ? 1年の時から2年連続・・ うちのボクシング部、それまで無名だったのに、ここ2年はインハイの常連みたいになってんの そんなんと一緒にいるから必然的にこういうの慣れてるんだよ」
とジュジュは本当に慣れた手つきでココの足に湿布をはり、ずれないようにその上からも処置をしていく


