〈企〉バレンタイン限定彼氏

「まっ繭?」


もう嫌だ…

自分で自分が嫌になる……。


「私の他の女の子にも

同じようなこと言ってるくせに…



ふざけっっ」



私の言葉はいきなり近づいてきた

夏樹くんの唇によってかき消されてしまった。



「ちょっ……

何すんの?!」


わっ

私……


今のファーストキスなのに…。


「他の女の子には言ってない……

てか俺は高校からずっと繭が



繭が好きだったんだよ……。



本当は

“レンタル彼氏”

なんていうのも存在しない……


繭は天然だから

そういうこと信じちゃうんだよな







俺は繭のそんなとこも好き♪