『はぁ~…』 忙しさのあまり、授業中にもかかわらずため息が出ることも多々… 「先生。溜め息やめてください。 こっちまで気分が憂鬱になります」 と、腹黒京地に怒られるのは毎度のこと。 そしてそのたびに 『ごめん』 と、謝るのも恒例だ。 「分かるよ、溜め息つきたくなるのも。」 京地はノートへカリカリと板書しながら言う。 『分かるかよ、お前に』 そう俺が言うと京地は顔を上げる。 そしてさも当たり前かのような顔をして言う。 「愛しの彼女と2人きりで逢えないキモチ、一応…理解してるよ?」