『そういうのってさ』
最初に口を開いたのは涼。
遊び人のお前に京地の悩み、理解できんのか?
なんて思ったが涼の言ったことはまともだった。
『相手のこと、好きだから不安になったりするんだろ?
真が言ったことは決してバカみたいなことじゃないと思う。
相原のこと、思ってんならそう感じるのは当たり前じゃん。
だからんな自分のこと、責めるなよ』
京地の頭に手を置き、涼が髪の毛をくしゃくしゃにした。
なんか涼、童顔なのにこういうの仕草妙に似合うんだよな。
『優作、お前もなんか言えよ。
俺が言うよりお前が言った方が説得力あるんだから』
京地は何も言わないが、今何を考えているんだろう。
『相原と話してないって言っただろ?
それはよくないと思うぞ。
やっぱり思ってることは伝えなきゃ意味ないだろ?
このままケンカ別れなんて、お互い腑に落ちないだろうし、後悔が残るだけじゃん。
だから、ちゃんと話し合え。
で、相原になんで最近冷たいのか聞いてさ、また仲良くできるようにしろよ』
俺が言えるのはこれが限界。
あとは京地がどうにかすることだろ?


